転売は稼げるの? 私は転売やめました。その理由は?

ネットビジネスで代表的な業種の一つに転売があります。

実際の店舗やネットショップなどで安い商品を仕入れ、別のプラットフォームで高く転売するというビジネスモデルになります。

私も一時期やっていたのですが、思うところもあり現在はやっておりません。

実際この転売ビジネスは稼げるのでしょうか、稼げないのでしょうか?
私が辞めた理由も踏まえて、 話していきたいと思います。

転売とはどのようなビジネスなのか?

ざっくりと、

安い商品を高く売ってその差額で儲けるビジネスです。

業界用語ではせどりなどとも呼ばれています。

転売についてもいくつか種類があります。

  1. 国内転売
  2. 輸入ビジネス
  3. 輸出ビジネス

1つずつ説明しましょう。

1.国内転売

国内のホームセンターや雑貨店、ブックオフなどの古本屋などで安い商品を仕入れてネットで販売すると言うのが主な手法になります。

せどりと呼ばれているのは、この国内転売が主なものになります。

他にもゲーム機などを発売と同時に買い占めて在庫切れを起こし、値段を吊り上げると言う悪質な転売方法もあります。

2.輸入ビジネス

海外のネットショップや amazon、 ebay と言う海外のオークションサイトを使って商品を安く仕入れ、国内で転売すると言うものです。

3.輸出ビジネス

輸入ビジネスとは逆に、 国内の商品を海外に転売するという方法になります。

販路は日本→海外のAmazonやeBayになります。

今回説明する転売は、主に国内転売や輸出入ビジネスのくくりは関係なく、転売についてお話ししていきます。

結論として、転売は稼げるの?

転売は稼げます。

もちろんやり方が間違っていては稼げません。

ですがやり方と言っても、

  1. 安いものをより安く買い
  2. 高いものをより高く売る

この2点を徹底して突き詰めていけば稼げないということはありません。

初心者でも稼げるネットビジネスとして、よくおすすめされるのが国内転売です。
せどりとも言います。

国内の実際の店舗を練り歩き、ネットの販売価格よりも安いものをリサーチし、購入し、 ネットで販売する。

この安いものをリサーチする方法と言うのも、たくさんのツールが無料で出回っていますので、簡単にリサーチができる様になっています。

つまり動けば動くほど儲かるのが転売になります。

ただ私はこの転売ビジネスにあまり魅力を感じなくなってしまい、卒業しました。
そして今やっているのがブログを使った ネットビジネスです。

私が転売は稼げないと思った理由!

  1. 商品仕入れが疲れる
  2. 商品の発送が疲れる
  3. 在庫が増える
  4. キャッシュフロー の不安
  5. トラブルが多い

1.商品の仕入れが疲れる

実際の店舗に赴き商品をリサーチするにはそれなりに体力がいります。
1店舗程度なったら良いのですが、たった1店舗で利益の出る商品が見つかるということは稀です。

何店舗もハシゴしてやっとその日の利益を確保して行く、と言う地道なビジネスが転売です。

さらに、店舗で商品のリサーチをする際に、スマホなんかでひとつひとつリサーチしていきます。
価格差があり利益の取れる商品はないかと、1商品1商品念入りにリサーチしていきます。
この時、店員さんの目がとても気になるんです。

店舗によってはせどり禁止とされている店舗もあるので追い出されかねません。

このように、体力的にも精神的にも疲れてしまうのです。

2.商品の発送が疲れる

商品を仕入れた後、必要となってくるのが商品の発送です。

amazon やヤフオクなどのプラットフォームに発送していくかと思います。

この時、大量に仕入れた商品をひとつひとつ検品し、梱包し、宛名ラベルを貼り、送料を払い、発送します。

利益を出すためには大量の商品在庫が必要となりますので、その発送作業も膨大な作業量となるのです。

3.在庫が増える

以上の様に商品を大量に仕入れると言うことは、在庫が増えると言うことでもあります。

その在庫はどこに置くのでしょう。
amazonセラーセントラル のプラットホームを使っているなら、アマゾンの倉庫が使えますよね。

ですがある程度の在庫がたまらないと、発送のコストがかさんでしまいます。
ですので商品が貯まるまでは、自分の家に大量の在庫を置いておく必要があります。

結構なストレスですよ。

子共がいたりすると、商品を勝手に開けて遊び始めたりしてしまいます。
仕事どころではありません。

4.キャッシュフローの不安

転売ビジネスはキャッシュフローには、なかなか恵まれたビジネスであるとは思います。

クレジットカードを使い商品を仕入れ、支払い期限までに商品を売る。

このサイクルが上手く回れば、資金繰りを心配する必要がありません。

ただ、これは商品が順調に売れた場合の話です。

実際私が転売ビジネスをやっていた頃、支払い期限までに売れた商品は8割程度といったところです。

このうち、値崩れをした商品も多数ありましたので、利益はトントンか、少しプラスといったところ。

残りの在庫が売れれば利益が残るのですが、キャッシュフローという点に関しては追いつきませんでした。

在庫の数も増えれば増えるほど、キャッシュフローの不安は増えていきます。

もしも転売ビジネスを始めるならあらかじめ潤沢な資金を手元に置いておくことが必要になります。
生活資金とは別にビジネス資金を30万円以上は用意しておきましょう。

5.トラブルが多い

転売ビジネスは自分が商品を仕入れて自分で販売して行くと言うビジネスになります。

ほとんどの顧客対応も自分が行う必要があります。

amazon のプラットフォームを使っていれば発送や返品は amazon が行ってくれますが、お客さんからの質問などには自分で答えなければいけません。

またヤフオクなどを使っていると全て自分の責任になります

仕入れに関しても、 ebay などの海外のオークションサイトを使っていると英語での対応なども必要になってきます。

ある程度のトラブルを覚悟して望むことが大切です。

ただネットビジネスを始めると言う方はそこまで苦労したくないと言う方が多いのではないでしょうか。

私もその中の1人でした。
ですので、転売ビジネスは私には向いていなかったと言うわけです。

転売ビジネスをやめて私が今やっていること

以上の様に私は転売ビジネスには向いていなかったと気づき、

  • 現在ではブログを使ってアフィリエイトをやっています。

このブログでは主にアドセンスによる稼ぎ方を紹介していますが、 その他成果報酬型のアフィリエイトもやっています。

なぜ私がブログを使ったネットビジネスに転換したのかと言いますと、

  1. 労力がとても少なく済む
  2. 不労所得が積み上がる
  3. トラブルが少ない

ことが挙げられます。

1.労力がとても少なく済む

外に出る必要がありません。
パソコンの前で文章を書くだけです。

もちろんそれなりの勉強は必要ですが、 一歩も外に出ることなく自宅で完結するビジネス です。

さらにどんな場所でもできるので、旅行をしながら空いた時間にちょこっと作業をすると言うこともできてしまいます。

とても自由度の高いビジネスのです。

2.不労所得が積み上がる

ブログの記事は一度書いてしまえばサーバーの更新を切らさない限り、 永遠にネット上に存在し続けます。

そのブログが生涯稼ぎ続けてくれるのです。
家賃収入を得ている大家さんの様な気分になれます。

しかも、やればやるほどその収入は積み上がっていくためレバレッジがかかっているといえます。
つまり、やればやるほど収入は無限に増えていくと言うことになります。

3.トラブルが少ない

ブログでは商品の紹介などを 行なっていきますが、自分で商品を売るわけではありません。

実際に商品を売っているのはその販売業者さんになります。

ですのでお客さんの対応はその販売業者さんがやっていきます。
私自身は商品のレビューなどを書いていけば良いのです。

もちろん適当なことを書けば良いと言うわけではありません。
ですが、おかしなクレームなどの対応がほとんどないと言うのは精神的にも楽です。

私の考えとしては、転売よりもブログがおすすめ

上で書いてきた様に、転売は稼げるのですが、その労力はいつになっても軽減することが出来ません。

ブログならば、一度記事を書いてしまえば、その記事が自分の代わりにお金を稼いでくれるので、やればやるほど楽になっていきます。

もちろん転売は手っ取り早く稼ぐには適したビジネスです。
初心者にもオススメです。

また外注化などを取り入れれば、楽して稼ぐ仕組みを作っていくことも可能です。

ただ、より安定して大きな収入を稼いでいけるのはブログが一番だと思っています。

最近ではグーグルアドセンスで稼げる手法が広まっています。
実際に初心者がこの手法でじゃんじゃん稼げるようになっています。

というわけで転売よりもブログをおすすめしているというわけです。

現に、せどりで稼いでいる人はほとんどの人がブログで情報発信をしています。
そっちのほうが稼げますしね。

こちらではブログで稼ぐ方法について書いています。ぜひご覧ください。
ブログでどうやって収入を得る?一番稼げる方法は?

それと、国内転売(せどり)の方には悪い知らせがあります。

2017年9月か10月頃にアマソンの規約変更がありました。

せどりで仕入れた商品は新品のコンディションで出品できなくなるというものです。
こうした流れの中、せどりに新規参入することは得策とは言えないでしょう。

それでは。

役に立つ記事は以下のボタンでシェアをお願いします!

コメントを残す