アドセンスのクリック単価が低い?平均と上げる方法は?

アドセンスのクリック単価を管理画面で確認すると、
ものすごく低い日があります。

と、思えば、1pv=1円以上のかなり高額な数値を叩き出す日もあります。

これは、どういった理由からなのでしょう。

アドセンスのクリック単価の平均や上げる方法も共にお伝えしていきます。

アドセンスのクリック単価とは?

まず、アドセンスのクリック単価(CPC)についての説明をしていきます。

アドセンスのクリック単価は、文字通り、1クリック当たり支払われる報酬額のことです。

アドセンスの管理画面でCPCという項目がありますが、
その項目の数値が○○円と表示されていると思います。

それがアドセンスのクリック単価になります。

アドセンスのクリック単価の平均は?

これは、ブログの種類によってもかなり異なってきます。

よく言われているのが、1クリック=30円

ただ、このような平均値を示すなら、どのようなテーマでブログを運営して、
どのような読者層が主に読んでいるのか、まで示す必要があります。

ですので、こうしたクリック単価の平均を調べるよりも、
どうやってクリック単価が決まるのかを知るほうがよっぽど重要だといえるでしょう。

アドセンスのクリック単価はどうやって決まる?

さて、そのクリック単価ですが、
基本的に表示される広告の種類によって単価は変わってきます。

例えば、クレジットカードや転職系の広告がクリックされたら、
アドセンス広告のクリック単価(CPC)も高い傾向にあります。

他にも、単価の高い広告は存在します。

これは、グーグルアドワーズに出稿する広告主によって金額は決定されます。

言い方を買えると、広告主間の価格競争、オークション形式で金額は決まっているのです。

例えば、転職関連の記事を書いていたとしたら、
その記事に広告を出向したい企業はたくさん存在するわけです。

そこで、企業同士は広告単価を上げることで、自分の広告をその記事へ表示させようとします。
そして、一番高い金額で入札した企業の広告が表示されるのです。

主に、この価格競争によってアドセンスのクリック単価は決まってきます。

ただ、これだけがすべての要因というわけでもありません。

スマートプライシングと言って、アドセンス広告を掲載しているブログの評価方法があるのです。

広告がクリックされたとしても、その後成約しなければ広告費は無駄になってしまいますよね。

広告がクリックされても全く成約しない場合は、スマートプライシングによる評価は下がり、
成約率が平均並みであれば、スマートプライシングによる評価は上がります。

例えば、クレジットカードの広告がよく表示される記事があるとします。
その記事は何故か子供向けの内容でした。

そのため、広告をクリックする人はほとんどが子どものため、
クレジットカードを契約する人はほとんどいません。

その場合、ブログのスマートプライシングはよろしくありません。

※子供向けのクレジットカード記事ってあるのかよく分かりませんが。(笑)

他にも、広告の成約が望めそうな記事内容。

例えば、クレジットカード会社の比較記事には、
すでにどの会社と契約するか悩んでいる段階の人が訪れますよね。

そこにアドセンス広告を貼り付けておけば、
広告の成約率が高いのはわかると思います。

成約率が高ければ、スマートプライシングによる評価も高くなるというわけです。

つまり、アドセンスの単価も高くなるでしょう。

※この場合、普通にASP広告を貼ったほうが稼げるので注意。(笑)

アドセンスのクリック単価が低い理由は?

上で説明したように、
アドセンスのクリック単価が低い場合は、2つにわけられます。

  1. 元々企業が価格競争をしてまで、
    広告を出したいと考えていない分野である可能性があります。
  2. また、スマートプライシングが低いため、
    表示される広告の単価が低いという可能性があります。

これらに気をつけていれば、ある程度のクリック単価改善は見込めるでしょう。

アドセンスのクリック単価は気にしない

ノンジャンルの雑記ブログなど、
アクセスを集めることに主眼をおいたブログ運営では、
ここまでのことを気にする余裕はないかもしれません。

それに、

クリック単価を上げる努力をするということは、
広告の成約率を上げるということ。

すなわち、普通にASP広告を使ってもいいわけで、
アドセンスにこだわる必要もなくなるわけです。

ですので、アドセンスを使っているうちは、
クリック単価をそこまで気にしていても仕方がないのかな、
と私は考えます。

アドセンスのクリック単価を上げる方法として、
クリック単価の低い広告をブロックするという手法を紹介している人もいます。

ただこの方法では、
本来その広告に興味のあるユーザーに表示されるべき広告が
表示されないため、機会損失を招きます。

それだけでなく、興味のあるユーザーに広告が表示されるということは、
その広告の成約率が高まるということです。

そのため、過度な広告ブロックは
スマートプライシングを低下させる原因にもなりかねないと私は考えます。

それでもアドセンスのクリック単価が気になる場合は

もしかすると、以下のことが原因とも考えられます。

  1. 自分でクリックしてしまっている
  2. 知人がクリックしてしまっている
  3. 誤クリックが誘発されている

自分でクリックしてしまったり、
知人などの同一アカウントから多くクリックされていたりする場合、
クリック単価が1円になることもあるようです。

これが続けば、アカウント剥奪ということもありえます。
一度確認が必要でしょう。

また、誤クリックが多発していることについてですが、
もしかしたら、配置がものすごく紛らわしいことになってるとかもありえます。

文と文の間にいきなり表示されたりしたら、
クリック率は上がるでしょうが、
その後の成約率という点では、あまり期待できないでしょう。

広告を配置するなら、
moreタグの下や本文の最後、見出しごとの区切り
など

しっかりと広告であることが分かる場所に配置するようにしましょう。

配置については、こちらでも詳しく説明しています。
アドセンスのクリック率の平均や上げる方法は?

私はページRPMの方を重視しています

ページRPMとは、
広告が1000回表示されたら、いくら報酬が入るかと言う目安です。

ページRPM=1000円の場合、1pv=1円となります。

つまり、RPM=1000円以上でブログが運営できれば、
そのブログの価値は高いと判断できます。

例えば、PPC広告で1クリック1円で読者を集めたとしても、
元が取れるわけです。

大変収益性の高いブログと言えるでしょう。

まとめ

アドセンスのクリック単価が低いときは、
上で書いた事をよく理解した上で適切に対処しましょう。

アドセンスを用いているうちは、そこまでクリック単価にとらわれず、
しっかりとアクセスを集められるようなブログ畝位を心がけましょう。

それでは。

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